もしあなたが、アルコール依存症の夫に悩み、誰にも相談できず、一人で苦しんでいるなら。
そして、「病気だから仕方ない」と片付けられることに、ずっと違和感を感じているなら。
過去の私もずっとそう思っていました。
当時の気持ちと離婚の過程をまとめたものを出版する予定です。
その一部をご紹介します。
10年も酒に溺れた人支え誰も私を支えてくれず
夫はアルコール依存症。病院に行こうと何度も説得したが、行ってくれなかった。
私は10年以上、生活を共にしてきた。子供がいるから耐えた。
世の中は「アルコール依存症は病気だ」と言う。
だから、その人は「病気だから仕方ない」と片付けられる。
スポットライトが当たるのは、病気の人。
でも、実際に毎日向き合って支えてきた妻や家族は、誰も気にもしないし、助けてくれない。
相談なんてできない。恥ずかしくて言えない。
誰に相談しても、こう言われた。
「そんな人には見えないけどね」
私は嘘をついてない。なぜそんなことを言うんだ。
やっぱり相談するんじゃなかった。
共依存という言葉で、生活を共にして支えた行為自体が悪いとまで言われることもある。
理論上、妻が夫の尻拭いをしてはいけないのはわかった。
でも、そんなの急に変えられない。生活に支障が出たら、尻拭いするしかないでしょう。
ゴミ屋敷になった夫の部屋を掃除する妻の気持ちが分かるのか。
夜も眠れず、気が狂いそうな妻の気持ちが分かるのか。
申し訳ないけど、アルコール依存症の人をかわいそうだとは思えない。
病気だからで片付けないでほしい。
こっちは全部覚えている。トラウマだ。PTSDのような症状も出ている。
いつも思う。病気なら、周りの人に迷惑をかけたり、危害を加えても、許されるのか。
それって、おかしくないか。
私は、この試練を乗り越え、新しい人生を歩み始めています。
この「短歌日記」は、私がどのようにして生きづらさを乗り越え、自分を愛せるようになったのか、その全記録を綴った、私の心の叫びです。
この物語が、今、つらい状況にいるあなたの心に届き、小さな希望の光となることを願っています。
『シングルマザーの短歌日記1〜離婚して人生やり直し中の私の記録』は11月11日Kindle出版予定です。 ぜひチェックしてください。