パワハラして、人を死に追い込んだ人がいる。
そういう奴には殺人罪を適用できないか。
それができなくても、重い刑罰を適用できないか。
罰金ではなく、懲役30年とか。
リアルな会話のパワハラももちろん駄目だけど、SNSでもパワハラみたいなものがあって、自殺する人もいる。
私も過去にパワハラセクハラあったし、一時期は本当に病んだ。
体に不調が出て、心も一回止まった。
その後休養して、なんとか復活したけど、復活できない人もたくさんいる。
そして、私は自分がひどい目にあったのに、
夫に暴言を吐くようになってしまった。
パワハラでモラハラだ。
なるべく会話しないように生活したり、
夫がいるとあからさまに不機嫌になったり、
今、思うとひどいことをしてきた。
なぜ私がそうなったのか。
言い訳すると、
夫がアル中で生活費を入れない月が増え、泥酔して暴れたり、他人に迷惑をかけたり、警察がきたり、救急車に乗ったりした。
泥酔でケガをした夫が救急車の中で救急隊員の方に、早く車を出せと恫喝しているのを見て、本当に恥ずかしい思いもした。
お菓子を持って謝罪行脚もした。
そんないろんな事が10年以上積み重なって、我慢していたものがある日突然弾けて、私は夫にひどい態度をとるようになった。
そして、こんなクズみたいな奴と結婚した自分にガッカリした。
暴言を吐く自分にガッカリした。
たぶん、夫に言ってるようで、バカな自分にひどい事を言っていたんだと思う。
嫌いな人は、大体が自分の嫌な部分が投影されたものらしい。
なにかの本で読んだ。
私はお金や時間にルーズな人は嫌い。
人に迷惑かける人も嫌い。
私は遅刻もあって、お金もルーズな時があった。
ブラックリストに載って、一時期カードが作れなかった。
親にも迷惑かけた。
それなのに、私が嫌いでなりたくない人に夫がなってしまった。
私がそうさせてしまったのかもしれない。
私が夫をアル中にしてしまったのかもしれない。
そういう後悔がずっとある。
また言い訳をしておくと、
夫の実家は全員酒飲みでその日暮らしの人たちだった。
結婚前に挨拶に行ったときに、傘立てに傘があふれるほど入っていて、部屋も汚くて、トイレにスリッパもなくて。
泊まっていけと言われたんだけど、断ったんだった。
これはマズイ、この環境で育った人の将来は、この親と同じだ。
と、うっすら気づいていたのに、この人は違うんだと自分を騙し、結婚した。
だから、酒飲みの子は酒飲みなだけ。
私のせいじゃない。
だから、私が夫をアル中にしたんじゃない。
私のせいじゃない。
客観的に見ても、選んだ人が悪かっただけ。
私が責任を感じる必要はない。
でも、もう離婚して1年すぎて、離婚疲れは治ったと思うんだけど、まだしこりがずっとある。
ことあるごとに、つらかった日々がフラッシュバックのように蘇ってくる。
泥酔した夫が夜中暴れまわり、家具を壊したり、近所迷惑で通報されたり。
その度に誤って、恥ずかしい思いをして、情けなくて。
耳栓しても暴れる暴れる奇声が聞こえ、怯えながら眠れず、音楽を大音量にして、音楽だけが救いに思える日々。
辛い過去は消したいんだけど。
このしこりが消えてくれればいいのに。
ガンだったら、ガンを切除したら治るんだろうか。
このしこりはずっと胸の奧にあって、たまに脳に移動して、頭痛を与えてくる。
そしてしばらく私に頭痛とモヤモヤの苦しみを与え、
そのうちなんで私はこんな目にあうんだと、怒りが芽生える。
このしこりは、怒り製造機でもある。
こんなものはいらない。
平穏に暮らしたい。
ずっとそう思ってきたんだけど、
最近は、この怒りこそが重要かもしれないと思うようにはなってきた。
私の場合、怒りがないと変わらないから。