相田みつをさんの詩集を買ったのは、離婚してからの事だ。
離婚してから、気分転換に美術館に行ってみようと思い、
絵画も見たんだけど、私は相田みつをさんが気になっていた。
にんげんだもの、など、少しは知っていたけど、相田みつをさんについて、ほぼなにも知らない。
元気が出る言葉を作るおじさんぐらいにしか思ってなかった。
相田みつを美術館に行ってきて、とても元気をもらった。
もっと元気をもらいたくて、キーホルダーも買ったし、マグカップも買った。
言葉の力はすごいんだなと思った。
なにかが大きく変わった訳じゃないけど、
私の中でなにかは変わった気がする。
美術館に行った後、詩集を買った。
これでいつでも読める。
相田みつをさんの言葉で好きなのは、
「一生勉強一生青春」だ。
はじめはあんまり意味が分からなかった。
一生勉強しなきゃいけないなんて、大変じゃないかと思っていた。
でも、だんだんと私なりの解釈をするようになった。
勉強とは私でいうと、好きなものだ。
大人になって、好きなものに出会える事、
好きなものの情報を集める事、
勉強したいと思える事に出会える事は、
とても幸せな事だ。
私の好きなものは、相田みつをさんの言葉だったり、いろんな推しの音楽や映画や漫画やドラマやアートたちだ。
そして、今取り組んでいる、本の出版だ。
知らない事を知り、理解すること。
また次の知らない事を知り、知識が増える。
いろんな感情も増える。
私にとって勉強とは、
好きなものの知識を集めて、
ワクワクすることで、
心を豊かにすることだ。
心が豊かになれば一生青春時代なんだ。
若いうちだけが青春じゃない。
おばさんになっても、おばあちゃんになっても青春は続けられる。
学生時代とは違った勉強を、好きなものを見つけた。
相田みつをさんの言葉は、私のお守りだ。
元気がない時、やる気が起きない時は
叱咤激励してくれる薬にもなる。