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雑記

頼めない、頼みたくない

頼めない、頼みたくない。

いつからそうなったのか。

25歳あたりから、人に頼み事をするのがイヤになった。

仕事で分からない事があって質問したら、

「そんなのは自分で調べろ」と言われ、

教えてもらえなかった。

それから人に聞いたり、頼み事をするのが苦手になった。

質問するのはイイ事だと思ったんだけど、
忙しい人に聞いてはダメだと分かった。

で、ひまそうな人なら聞いてもいいかと思ったんだけど、
そういう事じゃないらしい。

世の中には、聞いたら教えてくれる人と、
聞いても教えてくれない人がいる。

私は教えてくれる人のほうがもちろん好きだ。

その場で解決するし、時間がかからない。

だけど、教えてくれない人っていうのも大事なんだと分かった。

教えてくれない人には2種類ある。

まったくなんにも教えてくれない人。

そして、教えてくれないけど、それとなくヒントをくれる人。

「ここは自分で調べないと力にならないよ」というのを、
うまくオブラートに包んで、ぶっきらぼうに伝えてくれる人。

おじさんにはこういう人が多い。

ただこのやり方は、誤解されやすい。

オブラートに包みすぎて、優しさの片鱗が全く見えない時がある。

特に言い方がキツイと、怖い先輩としか見えない。

思えば、私は怖い先輩にもあたってきた。

おかげで、ある程度調べる癖はついた。

その当時は、怖い先輩が苦手で離れていたし、悪口も言ってたけど、
だいぶあとになっていい人だったということが分かった。

それで、現在の私は、なんでも調べてる。

Googleが頼りで、スマホが頼りで、調べてる気になっているだけかもしれない。

スマホに聞けばなんでもまあ答えてくれる。

良くも悪くもそのせいで、人に聞くことも減った。

それどころか、人に頼み事をしなくなってる。

私はただの事務員だけど、仕事柄、色んな方を助けてるつもり。

なんだけど、私は助けてもらえない。

なんで助けてくれないんだろうと思うことが増えた。

私がよかれと思ってやったことで確実にその人の仕事の負担は減ってるけど、
口先では感謝してもらえるけど、私が困っても助けてもらえない。

なんでだろうと、やっとここ最近おかしいなと思ってきた。

それは、私が「助けてくれ」とSOSを発してないから。

言葉にして「助けてください」と言ってないから。

私はパッと見、暇そうな顔に見えるらしい。

すっごく忙しくても余裕そうに見えるらしい。

人の頼みをあんまり断らない。

だからか、いろんな人が手伝ってと仕事をふってくる。

断るのはわるいから、前は全部引き受けていた。

そういうのが仕事だと思って、何十年もやってきた。

でも、違った。

無理な時は声を上げないと、誰も気づかない。

「助けてくれ」とSOSを念じて、伝わるのはエスパーだけ。

心が読めるエスパーだけだ。

小説や映画やドラマや漫画には、そういう人はいるけど、

リアルな世界にはそんな人はいない。

いるかもしれないけど、私の身近な生活圏にはエスパーはいない。

だから、誰も助けてくれないんだ。

離婚するかどうか悩んでいた時、誰かに相談したかった。

友達には相談できなかった。

離婚したいのは、元夫のお酒が原因で、恥ずかしくて誰にも言えなかった。

両親には相談したけど、全部は言えなかった。

全部話すのが、恥ずかしかった。

なんでも全部話せる人はいなかった。

仕方ないから、「助けて」と何度か神様にお願いした。

全然ウンともスンとも、なんにも変わらない。

結局、離婚前10年ほど「助けて」と言い続けてきた。

でも、神様は気づいてくれなかった。

生活は変わらなかった。

子どもが成人するまで、それまでは離婚できないのか、
我慢するしかないのかと諦めて、生活していた。

でも、コロナがあって、世の中が変わって、災害や戦争もあって、
人間ていつ死ぬか分からないんだなと思った。

なんか変わりたいなあと思って、ブログを始めたんだった。

ブログをはじめてから、少し風向きが変わった。

夜中にコソコソとリビングでブログを更新した。

こんなおばさんのブログなんて誰も読まないだろうなとは思いつつ、
できるだけ、分かりやすく作ったつもり。

いろんな方のブログを参考に、なんとなくで始めたけど、それなりに形にはなった。

ブログを作ってみて、なにもないゼロからスタートして作ってみて、
やろうと思えばなんでもできるんじゃないかなって少しは思えてきた。

ブログの素人がWordPressを使えるようになった。

文章もなんとなくだけど書いてる。

離婚を我慢するより、いい方法があるんじゃないかと思えてきた。

そうして、いろいろあって、離婚した。

今回、神様はなんで気づいてくれなかったんだろう。

気づいてくれたのかな。

悩んだ10年が私には必要だったのだろうか。

だいぶいじわるな神様だと思う。

神様は本当にいるんだろうか。

神様はどんな人なんだろう。

昔読んだ絵本のイメージで、私の中で神様は白いひげのおじいさん。

白い衣装を着て、でっかい杖をもって立ってるイメージ。

声もおじいさん。

顔は眉毛が長くて、あごひげも長くて、白髪で長髪のおじいさん。

おじいさんは嫌いじゃないけど、なんで神様って男性のイメージなんだろう。

これは、私が昭和生まれで、刷り込まれた男尊女卑のせいなのか。

ジェンダーギャップなんじゃないか。

女性の神様は女神というけど、男性の神様は男神ってあんまり使わない言葉だ。

これも女性の神様だけ、逆に特別扱いしている証拠だ。

ワーママって言葉はあるけど、ワーパパって言葉はない。

神様は普通は男性、女性は特殊という、私を含め古くさいステレオタイプの人間が作った、神様のイメージだ。

神様はおばあちゃんでもいいと思うけど、イメージが沸かない。

この偏向報道みたいな刷り込まれた男尊女卑をなくせたらいいのに。

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